
こんにちは
リサです🍃
まだまだ暑さの残る晩夏から初秋にかけて、やさしい甘さで包み込んでくれるようなフルーツを探していたら……
今年も出会えました、「バナーネ」
まるでバナナのようにスラリとした姿からは想像できないほど、ねっとり濃厚な甘さ
そして、種のプチプチとした食感が心地よく、食べるたびにちょっと大人な贅沢を感じられる、白イチジクの逸品です
今回は、この“見た目おとなしめ、でも中身は濃厚”なバナーネの魅力を、旬の時期から栄養ポイントまでたっぷりご紹介します
”バネーナ”の特徴
分類:イチジク(白イチジク)
品種:バナーネ
特徴:
バナーネはフランス生まれの白イチジクで、正式な品種名は「ロングドゥート(Longue d’aout)」日本ではその姿かたちから“バナーネ”と呼ばれています
このイチジク、ちょっと面白いんです
完熟しても果皮は赤くならず、黄緑〜淡い黄色のまま
熟しているかどうかが見た目で分かりにくいので、初めて出会う方は「これ、まだ早いんじゃない?」と思ってしまうかもしれません
でも、それが正真正銘のバナーネなんです
果実は細長く、平均130〜150gほどのサイズ感(夏果はもっと大きくなります)
表皮が薄く、割れにくいため、手で持って食べても形が崩れにくいのもポイント
食べごろになると、果肉はほんのりピンク色に染まり、スプーンでさらっとすくえるほどやわらかく、ねっとり感がたまりません
糖度は秋果でなんと23度近く!
酸味はほとんどなく、濃厚な甘さが口いっぱいに広がります

旬の時期
バナーネには「夏果」と「秋果」の2シーズンがあります
- 夏果(6月下旬~7月中旬)
→ 果実が大きめで、水分も多くさっぱりとした甘さ - 秋果(8月下旬~10月中旬)
→ 糖度がグッと上がり、ねっとり濃厚
味わいも香りも深みを増します
特に注目してほしいのが秋果
バナーネの真価は、この季節にこそ発揮されます
ねっとり、じゅわっと口の中でとろける果肉は、冷やして食べるとまさに天然のスイーツ
甘さの中に優しさがあって、夏の疲れを癒すのにぴったりなんです
産地はこちら♪
バナーネは、特定の地域に限らず、日本各地の直売所や契約農家で少しずつ栽培が広がっています
- 千葉県(館山など)
→ 道の駅での直売が盛ん
観光地としても人気のあるエリア - 福岡県・兵庫県丹波篠山
→ 地元農家さんが丁寧に育てたバナーネが直売所などで購入できます - 新潟・三重など
→ 家庭菜園でも育てられるほど丈夫な品種
家庭向けでも人気
他品種との比較
いちじくにはさまざまな品種がありますが、ここでは代表的な「とよみつひめ」や「蓬莱柿(ほうらいし)」と比べてみましょう。
品種名 | 糖度の目安 | 果皮の特徴 | 果肉の色 | 味の特徴 | 食感 | サイズ | 食べ方の特徴 | 日持ち | 主な産地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
とよみつひめ | 約17〜18度以上 (非常に甘い) | とても薄く皮ごと食べられる | 白〜赤紫グラデーション | 濃厚な甘さで酸味はほぼなし | とろけるようでなめらか、ぷちぷち感も◎ | やや小ぶり | 冷やして丸ごと食べる/贈答用にも人気 | 比較的強い | 福岡県 (ブランド登録あり) |
バナーネ | 約16〜18度 | やや薄め・黄色〜黄緑 | やや黄白色 | 上品な甘さと軽い酸味、香りがバナナに近い | ねっとり系+やわらか | 中〜大 | ドライや焼きいちじくにも向く | 傷みやすい | 日本各地 |
蓬莱柿 (ほうらいし) | 約14〜15度 | 厚めで剥いて食べる | 赤〜ピンク系 | さっぱりした甘さとやや酸味がある | 水分多くあっさり系 | 中〜大 | 朝食・おやつ向き、素朴な風味が特徴 | 傷みやすい | 関東〜関西広域 |
ホワイトゼノア | 約16〜17度 | やや厚め・緑がかった黄白色 | 淡い赤〜ピンク系 | 上品な甘さ、クセがなく繊細 | ややねっとり、やわらかすぎない | 小〜中 | 見た目が美しく、カット映えする | やや強い | 関東・中部の一部 |
バナーネは、ねっとり濃厚、香り高くてクセになる“大人の白いちじく”
熟すほどに香りが際立ち、バナナのようなニュアンスも
ねっとりとした食感と上品な甘さは、一口で“クセになる”という声も多く、冷やしてそのままはもちろん、ドライや焼きにも活躍
繊細な皮とやわらかさから日持ちは短いが、その分“旬の贅沢感”を存分に楽しめる品種

購入時には以下のポイントをチェックしてください👇
バナーネは「見た目に惑わされない」のがコツ!
おすすめの食べ方
バナーネのおすすめの食べ方、それはもう断然——
スプーンで食べる“ひんやりデザート”
- 冷蔵庫で1〜2時間ほど冷やす
- 縦半分にカット(バナナみたいに細長いので、スプーンが入りやすくなります)
- スプーンですくって、じゅわっと果汁と果肉を口へ
この食べ方、まるでおしゃれなカフェのデザートみたいなんです
見た目も美しく、やわらかくとろける食感と甘さが絶妙
さらに、少しはちみつや黒蜜を垂らすとコクが増してリッチな味わいに
また、加熱してジャムやコンポートにするものおススメです
おもてなしには、ミントやバジルを添えて、スイーツ感覚で出すのもおすすめです



美容と健康にうれしい効果
イチジクといえば、やっぱり女性の味方!
バナーネはただ甘いだけじゃなく、“中からキレイ”を応援してくれる栄養素もたっぷりなんです。
- 食物繊維:腸内環境を整え、便秘対策に
- カリウム・マグネシウム:むくみケアや筋肉疲労の軽減に
- ポリフェノール類:抗酸化作用があり、美容サポートにも期待大
そして、何より大事なのが**“満足感の高さ”**。
濃厚な甘さとプチプチした種の食感で、少量でも心が満たされます。ダイエット中のご褒美スイーツとしても◎です。
保存と食べごろのポイント
バナーネは完熟すると皮がとっても薄くてやわらかくなるから、買ったらできるだけ早めに味わってほしいフルーツ
香りがふわっと甘くなってきて、そっと触って少し弾力があれば、それが“食べごろサイン”です♪
保存するなら、キッチンペーパーで包んで野菜室へ
でも…おいしい瞬間はあっという間に過ぎちゃうから、できればその日のうちに冷やしてパクリ♡
甘さがぎゅっと詰まった完熟バナーネ、ぜひ一番おいしい瞬間に出会ってくださいね
リサのひとこと

ねっとり甘くて、ちょっと上品で、スプーンで食べると気分はまるでカフェ
それが私の中のバナーネのイメージです
果皮は地味でも、中は宝石みたいにキラキラしていて、まさに“隠れた贅沢”
ちょっと疲れた日や、お休みの日の朝、冷やしたバナーネをひと口食べるだけで、「今日もがんばろう」って気持ちになれるんです
最後まで読んでいただきありがとうございます
バナーネは、華やかな見た目はないけれど、その中にギュッと詰まった甘さととろける食感が魅力
旬の秋果はとびきりのご褒美時間を届けてくれます
スーパーではあまり見かけないけれど、直売所やお取り寄せサイトで見つけたら、ぜひ一度手に取ってみてください
“スプーンで食べるイチジク”という贅沢、味わってみる価値ありですよ
この秋はぜひ、バナーネで心と体を癒してみませんか?
“旬果びより” を通して
少しでも新しいフルーツとの出会いがあったら
嬉しいです♪
”バナーネ”を探してみよう! \今だけの旬、あなたのお家にも/ | |||
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